動画合成エンジン PENCILとは

ご契約者様専用の「動画自動生成ツール」を開発できるパッケージソフトウェア

PENCILはご契約者様が管理するクラウド・オンプレミスサーバーにインストールして使用するパッケージソフトウェアです。写真・動画・文字・音声などの素材を多彩な演出テンプレートと合成してオリジナル動画ファイルを出力することで、「動画自動生成ツール」を簡単に構築できます。

PENCILをインストールしたサーバー(動画生成サーバー)はご契約者様のフロントエンドや機関システムと独立してバックエンドで動作するので、既存システムへの影響が少なく、連携コストを最小限に抑えます。

動画素材を画面内に自由にレイアウトし、多彩なエフェクトやアニメーションで演出された動画を生成できます。ナレーションや効果音、テロップアニメーションにも対応しています。

システム構成の自由度が高く、多彩な演出効果・高度なアニメーションなどモーショングラフィックスエンジンとしての高度な表現力を有しており、CPU・GPUを駆使した高速動画生成処理が可能です。

2010年の提供開始以来、多くの採用実績を通じて様々なご要件に対応し、自動動画生成ツールとして必要に機能・ノウハウを蓄積してまいりました。ご契約者様の要件に最適な独自の「動画自動生成ツール」の開発をご検討の際にはぜひお問い合わせください。

「動画自動生成ツール」システム構成イメージ

※ PENCILを使用した「動画自動生成ツール」開発に関するご注意

  • フロントエンド・中継サービスの開発・運用はご契約者様ご負担となります
    中継サービスの仕様は過去事例が多数ございますので詳細仕様をご案内します
  • 動画生成サーバーを含む各種サーバーはご契約者様による調達となります
    パブリッククラウドサービス(AWS/Azure/各社VPS)での利用実績がございます
  • テンプレートは案件ごとに個別に制作いたします
  • 弊社ではクラウド上で動作するデモ用動画生成サービスを稼働しております
    ご要望に応じてデモサービスの仕様書・設計概要図・既存システムとの連携資料などをご提供します

動画合成に必要な技術をパッケージング

動画生成システムの開発には多岐にわたる知識が必要で、技術調査だけでも膨大な開発工数が必要です。PENCILでは、これまでの多くの利用実績を経て培った多彩な機能をご提供いたします。

動画生成機能に必要な開発要素の一部
  • 動画,音声,画像などの読み込み(デコード)
  • 動画ファイルの出力(動画エンコード)
  • レイヤー合成・レタッチ・エフェクトなど
  • 文字・絵文字・図形などのベクター処理
  • オブジェクトのアニメーション(イージング対応)
  • 画面比率に応じたレイアウト
  • 文字組版(文章の折返しや行頭行末禁則など)
  • 動画構成の動的変更(素材数や再生時間など)
  • 音声のマルチトラック・クロスフェード処理

動画テンプレートで多彩な動画を自動生成

動画テンプレートの特長

PENCILでは、動画のレイアウトや演出効果、アニメーションデザインなどを 動画テンプレート としてご契約者ごとにご提供いたします。

生成する動画ごとに写真や動画、テロップ、音楽などを差し替え、1本ずつ異なる内容の映像に仕上げます。

テンプレート内の写真や文字を単純に差し替えるだけでなく、動画の構成単位で区切ったシーンの並び替えやシーンごとの再生時間調整も自由に設定できます。

テンプレートの作成はPENCIL独自に開発したテンプレート作成ツールにより、プロ用のモーショングラフィックスソフト(After Effects等) で編集したような高度な表現力を実現しています。

動画テンプレートと生成動画の比較
基本のテンプレートに動画ごと異なる素材・スタイルを設定

Facebook風 PENCIL デモ動画
一年振り返りムービーをイメージしたサンプル動画
位置情報+フォト=「動く絵はがき」
「たびろくムービーズ」サンプル動画
SNSコンテンツ(画角1:1)
見やすく美しい文字スタイル

文字の見やすさ・映像の品位を高めるハイレベルな文字表現が可能です。多重縁取り、塗りつぶし、シャドウ、光彩を自由に設定できます

多様なコンテンツを自由にレイアウト

動画・画像・文字の配置、重ね合わせを自由に設定できます。マスク画像を使った素材のクリッピングや立体的な素材の変形も可能です。

見る人の心をつかむ多彩なフィルターエフェクト

幻想的、レトロ調などのフィルター効果を画像・動画に設定できます。映像の利用シーンにマッチしたテイストの映像に仕上がります。

国内エンジニアによる独自開発エンジン

日本語固有の表現にも柔軟に対応

PENCILは弊社が2010年から開発を継続している独自開発エンジンです。プロ用映像編集ソフトに匹敵する高品質な映像を生成可能で、絵文字(Unicode Emoji)や縦書きなど、日本の文化固有のニーズにも対応しています。

描画エンジンをゼロから設計・開発しているため、利用シーンやご要件に応じた特殊な機能拡張に幅広く対応しております。

鉄道駅構内などで見かける縦長の電子看板では縦書きや文字組表現が用いられますが、海外ベンダーの園児ではマイナー・ローカル要件として対応が遅れたり、見送られる場合があります。PENCILでは国産エンジンとして日本語表現や絵文字の対応などきめ細かく対応いたします。

クローズドな社内ネットワーク内でも運用可能

PENCILは社内のオンプレミスサーバーへの組み込みも可能。インターネットに接続していない社内ネットワーク内で動画生成サーバーを稼働できます。写真や個人情報などを外部ネットワークを介さずに動画生成システムを構築可能です。

PENCIL 料金体系

システム導入時に必要な初期費用と、継続ご利用の際に発生する利用料がございます。
下記金額は過去事例に基づく基本金額となります。詳細はご利用形態に合わせて個別にお見積りいたします。

導入費用(初期費用)

ご要件やご契約者様との作業分担内容に応じて初回お打ち合わせの後お見積りいたします。
2件目以降はシステム要件に変更がなければテンプレート作成のみでのご提供が可能です。

項目内容想定費用
(税別)
動画生成サーバー
カスタマイズ
既存システムや素材ストレージとの連携に必要なカスタマイズ開発です30万円~
PENCIL用
デザインテンプレート作成
動画サンプル・生成ルールを元にPENCIL用デザインテンプレートデータを作成します15万円~

PENCIL利用料(ランニング費用)

最小構成 1ライセンス

1年間 60 万円(税別)

  • ご利用サービス・製品ごと1ライセンス必要です
  • サーバー台数・生成本数は無制限です
  • ご利用範囲は『著作物使用許諾契約書』にて設定いたします

その他構成

お問い合わせ下さい

  • 1年未満の短期ご利用
  • 複数のサービス・製品でのご利用
  • 複数事業者による共同利用
その他ご契約者様にご負担いただくコストなど
  • サービス稼働後の動画生成サーバー調達・維持費用(クラウドのご利用実績多数)
  • ユーザー素材・生成動画を保存するストレージ維持費用
  • API / DB構築・運用費用(API / DBテーブルの設計事例をご案内いたします)
  • 動画ひな形デザイン制作費(デザイナー外注費・内製コストなど)

お問い合わせから導入まで

1:お問い合わせ・資料請求

「お問い合わせ」フォーム よりご連絡ください。弊社担当より、技術資料・サンプルムービーなどをメールにてご案内いたします。
ご検討中のプロダクト概要、生成したい動画のイメージをお知らせいただけましたら、技術的可能性・対応方法も併せてお知らせいたします。

2:初回お打ち合わせ

各種テレビ会議で初回お打ち合わせをお願いします。
ご要件をお伺いして実現可能性や過去事例に基づく実装案など詳細をご案内いたします。
初回お打ち合わせの後、お見積り・納期をご提案いたします。

3:システムカスタマイズ・コンテンツ制作

ご採用・ご注文いただいた後、下記の初期開発作業を行います。

  • PENCIL動画生成サーバーと御社システムの連携カスタマイズ
  • PENCIL用動画テンプレート(生成ルール)作成

※ ご契約後、ご要望に応じて弊社デモAPIを使った動画生成テスト環境をご提供します。

PENCIL 動作環境

動画生成サーバー要求スペック
動作OSWindows 10 / 11 (64bit)
Windows Server 2019 以降
必須スペックIntel x86 互換 64bit CPU (2コア以上)
メモリ: 4GB以上(仮想メモリを含む)
※ コア数・メモリ量に応じて同時生成可能な動画数が増えます
※ DirectX10対応GPU搭載サーバーでは動画生成時間が短縮されます
対応入力形式動画コンテナ:MPEG-4, MOV, WMV, AVI , PNGシーケンス
動画圧縮形式:H.263, H.264, WMV9, ※ HEVC(H.265)はWindows10/11のみ対応
音声形式:WMA, MP3, AAC, WAV
画像形式:JPEG, PNG, GIF, BMP
出力形式MEPG-4 AVC(H.264), WMV, AVI (非圧縮) ※ その他の形式はご相談ください
対応ストレージFTPサーバー, AWS S3, Microsoft Azure Blob
※ その他各種ストレージ対応はご相談ください
備考 クラウド仮想マシン(Microsoft Azure VM/ AWS EC2)にて稼働実績があります
動画出力性能
  • 動画生成時間は、出力設定(解像度・フレームレートなど), 演出効果,動画素材の有無などにより大きく変わります
  • 計測例:下記サンプルムービーの出力時間
計測用サンプル動画
計測用に使用した動画生成サーバースペック
クラウド仮想マシンMicrosoft Azure VM Standard B2s
スペックIntel Xeon E-52673 V3 2.4GHz(2コア) メモリ4GB
計測結果:30秒の動画出力に要した時間
解像度フレームレート出力時間(秒)
1,920×108030fps203.8
640×36015fps63.7

採用実績(※ 出力サンプルは個別にお問い合わせください)

株式会社日立ソリューションズ東日本 様【2015年5月~】

旅先で撮った写真をムービーにしてシェアできるアプリ『たびろくムービーズ

旅先で撮影した写真を動画にして利用できるスマホアプリです。
スマホからアップされた素材と撮影場所の位置情報から「動く絵はがき」のような動画を生成します。
アプリからアップロードされた写真・コメント・撮影位置情報を1本の動画に合成するバックエンドサーバーにPENCILが採用されています。

https://youtu.be/-nJ9ctBZPaY
札幌円山動物園公認アプリ『まるどうネクスト

札幌市円山動物園の公認アプリです。園内で撮った写真を選択するだけで、動物園公式動画と写真がミックスされたオリジナル園内散策ムービーが作れます。
公式コンテンツの地図画像・公式動物ムービーと、ユーザー撮影写真を合成した動画を生成するシステムにPENCILが採用されています。


takamizawa.com 様【2018年3月~】

THE ALFEE 高見沢俊彦さん公式サービス『T’s Licence』

takamizawa.comが開発・運営するT’s Licenceは、アーティスト高見沢俊彦さん、及びTHE ALFEEのコンサートツアー毎に販売される有料会員サービスです。コンサート会場やレコーディングスタジオから、高見沢さん自ら撮影した動画が会員に届きます。
アーティストによる自撮りから動画配信までの全自動化を実現するため、当社が開発した動画合成エンジン『PENCIL』をご採用頂きました。
自撮り動画(素材)に対し、縦横回転・鏡面補正、オープニングアニメーション、ツアーロゴ、テロップの挿入、シーン切り替え、次回ライブの案内表記などの編集を自動的に行います。公式動画としての体裁を整えた動画を撮影から間を置かずにお届けすることで、ファンとアーティストの距離を縮める魅力的なサービスとしてご評価頂いております。


大手子供写真館様【2016年1月~】

フォトブック添付 スライドムービー作成システム

フォトブックをお求めのお客様に、フォトブックと同じ写真を使ったスライドムービーをご提供するサービスにPENCILを採用頂きました。
強力なGPUを搭載したオンプレミスPCの処理能力を活かし、年間数万本の動画自成能力を持つシステムを実現いたしました。


株式会社クレオ 様 【2012年~】

アミューズメント向け動画・POP素材取り放題サービス「DeltaArchives」(デルタ アーカイブス)

サーバー上の素材を組み合わせてサイネージ動画を生成する「ムービーメーカー」機能のバックエンドサービスとしてPENCILを採用。
各店舗のイベント告知動画を、紙のポスターと同じ感覚で、店舗スタッフが自分で制作できます。


スカイテクノクリエイション様【2017年8月~】

DroSee ~旅先ドローン~

ドローンが撮った壮大な空撮動画をもっと手軽に、 もっとたくさんの人に楽しんでいただくための空撮サービスです。DroSeeで撮った動画はスマートフォンやタブレットに保存できるので、いつでも旅の思い出を楽しむことができます。
ドローンで撮影した素材動画のトリミング、再生速度調整、テロップ挿入、スポンサー画像挿入など、映像素材の商品化(完パケ化)処理を動画生成サーバーが自動的に行います。


フェリカネットワークス株式会社 様【2015年10月】

つながるカレンダー『つなガレ!』パイロット版

カレンダーのスケジュールを仲間と共有するアプリです。仲間と共有したイベント時間を共有し、その間撮影された全員分の写真をまとめて1本の動画にします。複数人が持ち寄った素材から動画が自動生成されるので、動画ができあがるまで内容が分からないわくわく感を演出します。
製品発表会にて参考展示されたコンセプト版とPENCILの動画生成サーバーを連携。イベント限定などの短期間用の利用でも活用いただけます。


拓殖大学工学部情報工学科 早川研究室【2016年3月】

デジタルサイネージのための動画管理システム

第78回情報処理学会全国大会で発表された「位置情報と近接情報を用いたディジタルサイネージのための動画管理システム」にPENCILを実験導入していただきました。利用者が歩行中に見たサイネージ動画を後でまとめて閲覧できるシステムで、ユーザーの行動から最適なプロモーション動画を自動生成します。

お問い合わせ

動画合成エンジン PENCIL に関する詳細のお問い合わせは、株式会社グラフィシアお問い合わせフォームより概要をお知らせください。担当より折り返しメールにてご返信いたします。

MENU
PAGE TOP